エルテスは欧州企業の本人認証技術を活用した共同開発など注目されストップ高

株式市場 銘柄

■エストニアのCYBERNETICA社と「なりすまし」などの不正検知を推進

 エルテス<3967>(東マ)は16日、朝方からストップ高の2815円(500円高)で売買され、14時50分を過ぎてもストップ高のまま21.6%高と急伸。マザーズ銘柄の値上がり率1位を続けている。エストニアのCYBERNETICA社の本人認証技術を活用したアプリケーションの共同開発を開始と1月12日に発表し、翌取引日の15日から大幅続伸。17年9月以来の2800円台回復となった。

 発表によると、この協業により、アプリケーションを通じて収集されるログに対してAI(人工知能)を活用したビッグデータ解析を行うことで、他人へのなりすましなどの不正検知を行うなどの取り組みを進め、政府が推進するマイナンバーを通じた本人認証スキームの有用性や利便性の認知の獲得を目指すとともに、現在顕在化している社会課題を解決するため独自ソリューションを開発する。(HC)

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