【株式市場】日銀の金融政策会合が始まり日経平均は後場も小安いまま小動き(14時15分現在)

株式

◆日経平均は2万3758円01銭(50円05銭安)、TOPIXは1886.73ポイント(3.01ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億58万株

 22日(月)14時15分現在の東京株式市場は、この日から23日まで開催される日銀の金融政策決定会合で量的緩和政策の出口が議題に上る可能性が意識され、日経平均は前引けの水準(36円04銭安の2万3772円02銭)をはさんで小動きを続けている。中で、ブリヂストン<5108>(東1)は12月決算への期待や豪マッコリー証券による投資判断などが好感されて一段ジり高など、好業績株や材料株は強い。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 後場は、浅香工業<5962>(東2)がスコップの大手とあって大雪情報に思惑が働き高値を更新。アンジェス<4563>(東マ)は重症虚血肢を対象とする遺伝子治療薬の申請を11時30分に発表し、買い気配のままストップ高。ラクオリア創薬<4579>(JQG)は米国の製薬会社に導出したEP4拮抗薬に関する発表が好感されて一段高。

 東証1部の出来高概算は10億58万株(前引けは7億1258万株)、売買代金は1兆6920億円(同1兆2028億円)。1部上場2064銘柄のうち、値上がり銘柄数は919(同958)銘柄、値下がり銘柄数は1066(同998)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は14業種(前引けは16業種)となり、値上がり率上位の業種は、ゴム製品、その他金融、医薬品、証券・商品先物、食料品、水産・農林、鉱業、パルプ・紙などとなっている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る