レーザーテックは大きく値を戻す、大幅増益と中間配当の開始など好感

株式市場 銘柄

■配当は利益還元の機会を充実させ6月期末に加え3月期末も実施

 レーザーテック<6920>(東1)は6日、朝方の3295円(565円安)を下値に切り返し、10時過ぎには3760円(100円安)まで大きく値を戻している。5日の取引終了後に発表した第2四半期の連結決算(2017年7~12月累計)が売上高、営業・純利益とも前年同期の2割増となったほか、今期・2018年6月期より中間配当を実施するとしたことも好感されている。

 連結売上高は前年同期比20.5%増加して104.51億円となり、純利益は同25.9%増加して24.15億円となった。今6月期の連結業績見通しは据え置き、売上高が前期比21.5%増の210億円、純利益は同7.5%増の38億円、1株利益は84円28銭。

 配当は、利益還元の機会を充実させるため、これまでの年1回、期末に実施する方針から、中間配当と期末配当の年2回実施する方針に変更し、2018年6月期より中間配当を実施することとした。第2四半期末に1株あたり12円を実施する見込みとし、6月期末については未定とした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る