京写は6%高と大きく反発、世界的な株安に押されPERの割安感が強まる

株式市場 銘柄

■JASDAQ全銘柄の平均PERと比べて割安水準に

 プリント基板の専業大手・京写<6837>(JQS)は7日、反発に転じ、取引開始後に6%高の500円(28円高)まで上げている。1月31日に銅箔価格の国際的な高騰を受けて業績見通しを下方修正し、その後の数日は米国発の世界的な株安を受けて一時442円まで下押した(2月6日)が、PER17倍台の割安感が言われている。

 業績予想を修正後の今期予想1株利益は27円91銭。株価はPER17倍台になり、JASDAQ全銘柄の平均PER20.49倍(6日現在、日本掲載新聞より)と比べても割安になる。曲げや伸び優れたフィルム素材による画期的なプリント基板を実用化し、用途開発を進めているところだ。(HC)

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