サンセイランディックは今期も連続最高益の見通しなど好感され急反発

株式市場 銘柄

■中期計画では高齢化による空き家、所有者不明土地などの諸問題にも対応

 サンセイランディック<3277>(東1)は15日、大きく反発して始まり、取引開始後に7%高に迫る1294円(79円高)まで上げて出来高も増勢となっている。権利関係の複雑な土地の流通などを行い、14日に発表した2017年12月期の連結決算は営業利益が17億6200万円(前期比21.9%増)となるなど、各利益とも連続最高を更新した。さらに、今期の見通しも営業利益を4%増の18億3000万円とするなどで、再び注目が集まっている。

 前12月期は、仕入れの面で底地、居抜き、および所有権のいずれも順調に推移し、販売面では、底地と所有権は減少したが、居抜きの販売が大幅に増加。連結売上高は130億9800万円(前期比6.5%増)となり、純利益は11億1100万円(同30.2%増)となった。配当(期末一括方式)は1株当り18円00銭(前期比6円00銭増)の予定とした。

 同社が強みを持つ事業分野では、今後、人口構成の高齢化による空き家、所有者不明土地、木密(木造密集)地域の諸問題、などの増加などにより、これらの住宅ストック市場の拡大が予想されている。こうした変化をとらえ、新中期経営計画(18年12月期から20年12月期)では、不動産を取り巻く諸問題に対応しながら既存事業の着実な成長、底地・居抜きに次ぐ第3の柱の構築、他社との提携・M&A、などを進める。

 グループ企業のワンズライフホームとの連携では、サンセイランディック売却案件での建売事業、民泊・障害者支援事業予定物件へのリノベーション、中古戸建住宅再販事業への取組み、などを推進する。18年12月期の連結業績見通しは、売上高が174億8200万円(前年同期比33.5%増)、営業利益が18億3000万円(前年同期比3.9%増)、純利益は11億5700万円(前年同期比4.2%増)。1株利益は138円55銭。(HC)

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