【株式市場】一時円安強まり日経平均は424円高まで上げ4日ぶりに反発

株式

◆日経平均の終値は2万1464円98銭(310円81銭高)、TOPIXは1719.27ポイント(16.55ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億2010万株

チャート13 15日後場の東京株式市場は、為替が円安基調を強める場面があり、ファナック<6954>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)が中盤にかけて一段高となり、日経平均も13時過ぎに424円82銭高(2万1578円99銭)まで上げる場面があった。発行株数の5.5%の規模の自社株買いを発表したキリンホールディングス<2503>(東1)も本日の高値圏で活況。日経平均は4日ぶりに反発し、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、コマツ<6301>(東1)が米国の企業減税の恩恵などに注目が集まったとされて一段高となり、杉村倉庫<9307>(東2)はカジノ施設関連法案の審議入りに期待が再燃とされて一段高。ALBERT<3906>(東マ)は14日発表の12月決算での今期見通しなどが好感されて急伸。ヒーハイスト精工<6433>(JQS)は13日発表の四半期決算の大幅増益などが好感されて後場一段ジリ高。

 東証1部の出来高概算は14億2010万株(前引けは7億5348万株)、売買代金は2兆6438億円(同1兆3844億円)。1部上場2065銘柄のうち、値上がり銘柄数は1433(同1645)銘柄、値下がり銘柄数は562(同370)銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、保険、精密機器、サービス、非鉄金属、証券・商品先物、その他製品、電気機器、機械、鉱業、金属製品、銀行、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る