ビューティガレージの第3四半期は増収大幅増益、インターネット通販サイトが順調

株式市場 銘柄

■4月30日の最終株主の保有株式を1株につき5株の割合で分割

ビューティガレージ<3180>(東マ)は9日、15年4月期第3四半期の連結業績及び4月末の株主を対象とした1対5の株式分割を発表した。株式分割は、2015年4月30日を基準日として、同日最終の株主名簿に記録された株主の所有する普通株式を1株につき5の割合で分割する。現在100株保有する株主は500株を保有することになる。

第3四半期連結業績の売上高は前年同期比14.6%増の52億1300万円、営業利益は同2.2倍の2億5500万円、経常利益は同2.4倍の2億7100万円、四半期純利益は同2.5倍の1億6400万円と増収大幅増益となった。

同社グループでは、サービス領域を従来の開業支援に加えて経営支援への領域にまで拡大するとともに、商品ラインアップの拡充により「フロー&ストック型の収益構造への転換」などにも取組んでいる。発表によると、15年1月末時点で過去1年間に1回以上購入したアクティブユーザーは74,720口座(前年同期比12,411口座増)に伸長し、売上高は堅調に推移した。

利益面では、物販事業の構成比率の増加や店舗設計事業での売上総利益率の改善などの他に、積極的なプロモーション活動に注力しつつも、販管費の圧縮に努力したことで、各損益で大幅な増益となった。

今期通期業績見通しは、期初予想を据え置き、売上高73億9000万円(前期比14.4%増)、営業利益3億4900万円(同15.2%増)、経常利益3億5200万円(同19.3%増)、純利益2億1800万円(同26.8%増)と2ケタ増収増益を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る