Eストアーは後場堅調に転じ出直り強める、好業績銘柄を見直す動き

株式市場 銘柄

■米国発の世界株安の前の水準を早々と回復し相場の地合いは強いとの見方

 Eストアー<4304>(JQS)は19日、11時頃の1062円(11円安)を下値に切り返し、14時30分を過ぎては1082円(9円高)と出直りを強めている。ネット通販総合支援やECサイト構築などを行い、2月8日に発表した第3四半期決算(2017年4~9月)は、売上げ高が前年同期比6.8%増加し、純利益は同38.3%増加するなど好調。全体相場が安定を取り戻すにつれ、好業績銘柄を見直す動きが強まるとの期待が出ている。

 今期・2018年3月期の業績見通しは、売上げ高を前期比4.5%増の49.9億円とし、純利益は同3.8%減の2.7億円とした。1株利益は53円前後になる。株価は、米国発の世界的な株価急落の前の水準を早々と回復しており、目先は1000円台での「大台固め」があっても相場の地合いは強いとの見方が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る