三陽商会が高値を更新、今期黒字化の見通しで注目されチャート妙味も強まる様子

株式市場 銘柄

■重衣料のイメージだが春物の出始める2月に高い年は期待できるとの経験則も

 三陽商会<8011>(東1)は22日の前場、再び上値を追いながら2518円(134円高)まで上げる場面を見せ、昨年来の高値を更新した。今期・2018年12月期の連結業績について完全黒字化の見通しを出しており、業績面で買い安心感があるほか、このところの全体相場の調整を受けた下げを完全に奪回して上値を追っているため、テクニカル的にも注目度の高い銘柄との見方が出ている。

 また、ベテラン投資家の中には、経験則として、重衣料のイメージの強い同社株が春物の出回る2月に高い場合は年間を通して期待できることが多いとして注目を強める姿勢もある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る