ミズホメディーはマイコプラズマ肺炎の画期的検査法が注目されてストップ高

株式市場 銘柄

■診療所など患者に近い診療現場でも簡易迅速かつ高感度な検査が可能に

 感染症検査薬などのミズホメディー<4595>(JQS)は22日急伸し、11時過ぎにストップ高の5130円(705円高)で売買されたまま買い気配を続け、後場は14時にかけてまだ売買が成立していない。手がかり材料としては、22日付で、「遺伝子POCT検査として用いることができるマイコプラズマ核酸キット『スマートジーン Myco』の国内製造販売承認を取得」と発表したことが言われている。

 発表によると、マイコプラズマ肺炎の検査として現在保険収載されている遺伝子検査法は、時間がかかる上、特殊で高価な装置を要することから大学病院など基幹病院や検査センターに限られている。この点で、このたび承認を取得したキットは、小型の専用装置で全ての工程を1つのカートリッジ内で1ステップかつ短時間で行うことを可能としたため、基幹病院のみならず開業医・診療所など患者に近い診療現場において、簡易迅速かつ高感度に実施することができ、早期の確定診断が可能荷なるという。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る