大正製薬がV字型に切り返す、業績好調で花粉の舞う季節も材料視

株式市場 銘柄

■外部環境の影響が相対的に小さい内需関連株を物色する動きも寄与

 大正製薬<4581>(東1)は5日、V字型に切り返して始まり、9時50分にかけて9610円(350円高)まで上昇。3月1日以来の9600円台回復となっている。直接的には、花粉などによるつらい鼻炎症状に新発売した「パブロン点鼻クイックJL」などが好調との見方があるようだが、すでに業績は好調で、先に発表した第3四半期決算で3月通期の見通しを全体に上方修正。買い安心感があるようだ。

 米トランプ大統領の鉄鋼、アルミ製品に対する関税上乗せ表明を受け、前週末は欧米株式が全面安となった。このため、外部環境の影響が相対的に小さい内需関連株に物色がシフトする様子がある。(HC)

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