ステラケミファは後場もストップ高続く、値上げ観測報道など好感される

株式市場 銘柄

■2月に業績見通しを減額したが業績要因は完全に織り込まれたとの見方

 ステラケミファ<4109>(東1)は6日、後場もストップ高の3160円(基準値から500円高)で始まり、19%高で東証1部の値上がり率1位となっている。「半導体向け薬液、値上げ」(日本経済新聞3月6日付朝刊)と伝えられたことなどが好感されているようで、2月13日以来の3000円台回復となった。

 2月9日に第3四半期決算とともに3月通期の業績見通しの減額修正を発表し、ちょうど米国発の世界株安と重なり、3500円前後から一時2528円まで急落した。しかし、その後は持ち直して推移し、日経平均やTOPIXなどが3月5日にかけて再び安値圏まで下げた動きとは好対照となっている。業績要因は完全に織り込まれたとの見方が出ている。(HC)

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