【株式市場】NYダウの急伸などを受け日経平均は一時501円高まで上げるが国会を気にする様子あり伸び悩む

株式

◆日経平均の終値は2万1837円46銭(368円26銭高)、TOPIXは1740.03ポイント(24.55ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億3185万株

チャート13 12日(月)前場の東京株式市場は、NYダウが前週末に440ドル高とと急伸し、NASDAQ指数は1月26日以来の最高値更新となったことなどが好感され、株価指数の先物が夜間取引で先行高したため、日経平均も先物にサヤ寄せする形で356円高で始まり、9時30分にかけて501円96銭高(2万1971円16銭)まで一段高となった。その後は、国会の動向を気にする様子があるとされて先物に上げ一服感がみられ、選挙関連株のイムラ封筒<3955>(東2)が11時頃に一時急伸。日経平均の前引けは368円26銭高(2万1837円46銭)となった。東証2部指数、日経JASDAQ平均も高いが、マザーズ指数は小安い。

 東京都競馬<9672>(東1)が岩井コスモ証券による投資判断開始(目標株価4200円)と伝わり活況高。パシフィックネット<3021>(東2)は今5月期の業績への期待再燃などとされて再び出直りを強め、バリューゴルフ<3931>(東マ)は連続大幅増益の見通しなどへの注目再燃とされて出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は6億3185万株。売買代金は1兆1856億円。1部上場2069銘柄のうち、値上がり銘柄数は1681銘柄、値下がり銘柄数は321銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ゴム製品、機械、ガラス・土石、鉱業、金属製品、非鉄金属、輸送用機器、その他金融、卸売り、証券・商品先物、、銀行、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る