IBCがIoTセキュリティ基盤サービスのパートナーライセンスを販売開始

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■プロビジョニングサーバーの開発・運用の効率化を実現

 アイビーシー<3920>(東1)は、IoTセキュリティ基盤サービス「kusabi(楔)R」のパートナーライセンスを販売開始する。

 パートナー企業が同ライセンスを購入することにより、「kusabi(楔)R」のプロビジョニングサーバーの開発および運用を効果的かつ容易に実施することができる。「kusabi(楔)R」のパートナーライセンスには、次の2種類のライセンスがある。

 (1)開発ライセンスは、「kusabi(楔)R」の電子証明システムを利用するユーザーからの委託に基づき、「kusabi(楔)R」のプロビジョニングサーバーのソフトウェアのカスタマイズ、開発、維持管理および保守ができる。

 (2)販売ライセンスは、開発ライセンスに基づいて開発したソフトウェアの販売および提供ができる。

 また、パートナーライセンスの販売開始に伴い、既にアナウンスしたIoTセキュリティの標準化を推進する「kusabiコンソーシアム」の運営形態変更および規約改定をおこない、ビジネス要素を含まないことを明確化した。

 「kusabiコンソーシアム」は、IBCが幹事企業として直接運営し、アドバイザリー企業、団体ならびに有識者の協力を得て、実証実験の対象となるIoTデバイスを拡大し、「kusabi(楔)R」を活用したIoTセキュリティに関する技術の開発・実証および標準化等を推進していく。

 なお、同コンソーシアムの初年度のアドバイザリー(外部の有識者や専門家)は、情報セキュリティ大学院大学 大久保隆夫 教授、地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター プロジェクト事業推進部IoT開発セクター、一般社団法人 組込みシステム技術協会(JASA)安全性向上委員会 情報セキュリティワーキンググループ、とするとしている。

【問い合わせ事務局】
担当:kusabiコンソーシアム事務局
E-mail:kusabi-info@ibc21.co.jp

 

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