カルナバイオSはストップ高気配続く、「巨額」のマイルストン収入を材料視

株式市場 銘柄

■大日本住友製薬から「総額で最大106億円」と発表

 カルナバイオサイエンス<4572>(JQG)は28日、14時になっても買い気配のままストップ高の1515円(300円高)に張り付いて推移し、本日はまだ売買が成立していない。27日付で、大日本住友製薬<4506>(東1)と精神神経疾患を対象とした新たなキナーゼ阻害剤の開発・事業化に関する契約を締結したと発表し、注目が殺到している。

 発表によると、大日本住友製薬は今後、本剤の臨床開発・販売への移行を決定した場合、マイルストンとして総額で最大約106億円を支払う可能性があるとした。カルナバイオサイエンスの2018年12月期の連結売上高の見通しは11.9億円のため、投資家にとっては巨額な印象があるようだ。(HC)

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