クリーク・アンド・リバー社が前2月期の業績・配当見通しを増額修正

■純利益は従来予想を10%引き上げ、最高益更新幅が拡大

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は28日の取引終了後、2018年2月期の連結業績の見通しを増額修正し、純利益の見通しは従来予想を10.0%引き上げて11.0億円の見込み(前期比では23.3%の増加)とした。最高益の更新幅が拡大し、かつ連続更新することになる。

 持分法適用関連会社の業績が期初想定を上回って推移し、経常利益が期初予想を上回る見込みとなったことに加え、税金費用が期初想定を下回ったことなどにより、とりわけ純利益が期初予想を大きく上回る見込みになった。

 売上高は従来予想を0.7%引き上げて267.0億円の見込み(同じく0.4%の増加)とし、営業利益は従来予想を据え置き18.0億円の見込み(同じく11.8%の増加)とした。4月5日(木)、アナリスト・機関投資家向けに「2018年2月期決算説明会」を開催する。

 また、業績推移が好調なことを受け、18年2月期の期末配当も11円の予定(従来予想比1円増、前期実績比2円増)とした。(HC)

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