【株式市場】1ドル106円台への円安復帰など好感され日経平均は一時267円高

株式

◆日経平均は2万1153円97銭(122円66銭高)、TOPIXは1701.81ポイント(2.25ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億8728万株

 29日(木)前場の東京株式市場は、円相場が海外市場から1ドル106円台の円安に戻ったことなどが好感され、株価指数の先物が先行高し、日系平均は219円高で始まったあと267円26銭高(2万1298円57銭)まで上げた。トヨタ自動車<7203>(東1)は10時過ぎから軟化したが、代わってビール株や化粧品株などが上げて循環買いがみられ、日経平均の前引けは122円66銭高(2万1153円97銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

◆新規上場の2銘柄とも前場は買い気配

 29日は2銘柄が新規上場し、アズ企画設計<3490>(JQS・売買単位100株)は買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格2160円の71%高の3685円の買い気配。

 もう1銘柄、和心(わごころ)<9271>(東マ・売買単位100株)も買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格1700円の70%高の2890円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は5億8728万株。売買代金は1兆1252億円。1部上場2079銘柄のうち、値上がり銘柄数は1175銘柄、値下がり銘柄数は810銘柄となった。(HC)

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