クリーク・アンド・リバー社の子会社C&Rリーガル・エージェンシー社は「音声書き起こしエディタ」の提供を開始

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■法務領域のオンライン・コミュニケ―ションツール「JURISTERRA」の新機能

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)の法曹分野の子会社C&Rリーガル・エージェンシー社(以下CRLA)は、4月2日(月)より、法務領域のオンライン・コミュニケ―ションツール「JURISTERRA (ジュリステラ)」の新機能として、東芝デジタルソリューションズのコミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」サービスの1つである「音声書き起こしエディタ」の提供を開始した。

 法曹分野では、記憶違いを無くし明確な証拠として残すため、クライアントとの打合せや相談者との面会時音声を録音し、文字として書き起こしておくことが重要な業務となっている。しかし、書き起こしには膨大な時間がかかり、そのため専門の外部企業に委託したりすることもあり、時間的にも費用的にも負担になっている場合が、数多く存在している。

 「音声書き起こしエディタ」は、東芝が長年培ってきた音声認識技術を活用した自動テキスト化サービス。音声データの読み込ませ方は、専用サイトにアップするだけという手軽さで、音声データ10時間分を1ユニットとして1ヵ月24,000円(税別)から利用可能(2018年5月末までキャンペーン中:1ユニット8,600円)。これまで費用面から外部の専門業者への依頼をためらっていた中小規模の法律事務所や少人数の企業法務部にも、低価格であることから気軽に活用できる。

 さらに、専門用語や固有名詞をユーザ辞書に登録することで、書き起こしの精度を高められるほか、AIが自動で書き起こせなかった文字は未入力としてリンクが貼られ、その箇所から音声データがすぐに頭出しできる設計となっている。これにより、書き起こしの手間と時間の大幅な削減が見込まれる。サービス開始後、CRLAの法曹領域のノウハウを反映させた独自の辞書機能を付け加え、書き起こしの精度を一層高められる設計にしていく。

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