マースエンジニアリングは18年3月期通期連結業績予想の下方修正を発表

株式市場 銘柄

■アミューズメント関連事業において周辺設備の更新需要は本格的な回復には至らず

 マースエンジニアリング<6419>(東1)は6日、18年3月期通期連結業績予想の下方修正を発表した。

 売上高は前回予想を16億円下回る234億円(前期比6.7%減)、営業利益は5億50百万円下回る34億50百万円(同20.1%減)、経常利益は5億50百万円下回る37億50百万円(同20.2%減)、純利益は1億50百万円下回る25億50百万円(同29.6%減)を見込む。

 下方修正の要因としては、アミューズメント関連事業において、新製品の投入や新規顧客の開拓を進めたが、当初見込んでいた周辺設備の更新需要は本格的な回復には至らず、売上高、セグメント利益が落ち込んだことが挙げられる。

 しかし、自動認識システム関連事業は、スマートフォン向け小型電子部品や電気自動車向けリチウム電池の需要が世界的に高まっていることを背景として、それらの生産過程での検査に必要なX線検査装置の販売が好調に推移した。

 今期の業績は当初より減収減益予想であったが、株価は高値圏で推移している。

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