ODKソリューションズは業績拡大期待が強く11年ぶりの高値

株式市場 銘柄

■入試アウトソーシング事業など好調でPER割安感

 学校法人向け業務などのODKソリューションズ<3839>(JQS)は10日、大きく上値を追い、10時30分にかけて12%高の686円(73円高)まで上げて2007年以来の高値に進んだ。3月下旬、入試アウトソーシング事業の増加などにより、2018年3月期の連結業績見通しを増額修正。翌29日のストップ高を皮切りに騰勢を強めている。

 18年3月期の連結純利益の見通しは従来の1.4億円の見込みを2.6億円に増額し、予想1株利益は34円08銭とした。JASDAQ上場銘柄の平均PERは今期予想1株利益ベースで15.74倍、前期基準で26.08倍(日本経済新聞4月10日朝刊)。このため、この平均まで行くとすれば株価は888円になるとして注目する様子もある。決算発表は4月27日の予定としている。(HC)

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