プレミアムウォーターHDは業務提携を評価し直す様子で大きく出直る

株式市場 銘柄

■エア・ウォーターグループから「水源水事業」を譲受

 プレミアムウォーターホールディングス<2588>(東2)は11日の後場も大きく出直って推移し、13時を過ぎては5%高の905円(45円高)前後で推移。3月下旬、エア・ウォーター<4088>(東1)との業務提携を発表しており、業績の回復に向けた新展開に注目す動きが再燃したとの見方が出ている。

 エア・ウォーターと3月30日付で宅配水サービス事業全般における業務提携を締結し、エア・ウォーターのグループ会社の「水源水事業」をプレミアムウォーターのグループ会社が譲り受けると発表した。これにより、宅配水の製造から配送に至る各過程で緊密な協力関係を築き、販売チャネルの拡大を図るなど、収益基盤の一層の強化と拡大を推進するとした。3月に1025円の年初来高値をつけており、テクニカル的には再び4ケタ(1000円台)を目指す余地が大きいようだ。(HC)

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