【新規上場(IPO)銘柄】ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングススはメンタルヘルスケア事業に成長余地あり、需給が改善するか見極めへ

株式市場 IPO 鐘

 ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス<6575>(東マ)は、4月10日に東京証券取引所マザーズに上場した。同社は持株会社であるヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス、会社経営層や高度スペシャリストのエグゼクティブサーチを行う「AIMSインターナショナルジャパン」、ミドルマネジメントのキャリア開発を手助けする登録型人材紹介会社「A・ヒューマン」、外資系企業を中心にグローバル人材を紹介する「Optia Partners」、組織人材のメンタルヘルスケアを行う「ヒューマン・フロンティア」の4社より構成されている。

 メンタルヘルスケア事業では、ヒューマン・フロンティア株式会社において、全国対応可能な出張カウンセリングを強みとしたサービス提供を行っている。 労働安全衛生法に対応したストレスチェック及び集団分析、各種カウンセリング、コンサルテーション、研修サービス、休職者・復職者支援まで、メンタルヘルス対策の一次予防(発症予防)、二次予防(早期発見・早期対応)、三次予防(職場復帰・再発予防)を広くカバーするソリューションを展開し、顧客法人のメンタルヘルス対策を総合的に支援する体制を整えている。

 人材紹介事業では、専門性を有する人材紹介会社3社を傘下に持っているが、ビジネス経験豊富なベテランコンサルタントが多く在籍。各コンサルタントがその経験・知識を活用して、求人企業様・求職者様の双方を担当する事で求人企業のニーズを的確に把握し、求職者様の能力を最大限活かせるポジションへの紹介を実現している。

 前2018年3月期第3四半期業績実績は、売上高14億8000万円、営業利益2億0800万円、経常利益2億0800万円、純利益1億2800万円に着地。

 前18年3月期業績予想は、売上高19億6700万円(前の期比17.4%増)、営業利益2億5400万円(同25.1%増)、経常利益2億5400万円(同10.8%増)、純利益1億5700万円(同38.8%増)を見込む。調達した資金はシステム開発費等に充てることを優先し、年間配当予想は、無配を予定している。

 株価は、上場2日目の4月11日に公開価格1170円の3.08倍相当の3600円で初値をつけ、この日4600円ストップ高で引けた。12日は安値3600円ストップと売られている。大企業が外部委託を進めるメンタルヘルスケア事業は成長余地が拡がると見られており高人気となったが、目先換金売りに押されている。今19年3月期2ケタ増収増益を観測されており、5月中旬に予定される3月期本決算の発表を前に需給が改善するか見極めるところだろう。(株式評論家・信濃川)

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