【企業情報】マルマエ:3月の受注残高は前年同月比78%増加し11.2億円と過去最高額を更新

 マルマエ<6264>(東2)が14日発表した3月の月次受注残高の概況は、半導体分野、FPD分野とも出荷検収と受注が好調に推移し、3月末の受注残高は前月比2.5%増加し、前年同月比では77.7%増の11.19億円となり過去最高額を更新した。

 今後の見通しは、発表によると、半導体分野では、新事業所(出水事業所)の設備増強による生産力拡大を見込んだ引き合いと、新たに始める電子ビーム溶接関連の受注が増加しており、多少の山谷はありながらも、段階的な受注増加が見込まれるとした。

 また、中長期的にも半導体市場は拡大する見通しであることから、今月一部稼働を開始した出水事業所の生産スペース余力を活かし、継続的に設備投資を行いながら受注拡大を図っていく。なお、電子ビーム溶接機も出水事業所で今月より稼働開始した。

 FPD分野では、顧客の需要予測などより、第10.5世代大型液晶パネル向けと有機EL関連装置の高水準な需要が1年以上続く見通しとした。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る