【株式市場】機関投資家の新年度買いなど言われ日経平均は2月28日以来の2万2000円台回復

株式

◆日経平均の終値は2万2158円20銭(310円61銭高)、TOPIXは1749.67ポイント(19.69ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億5861万株

 18日後場の東京株式市場は、国内機関投資家の新年度の運用買いが入ってきたとされ、日経平均は13時前から一段高となった。2万1000円の大台を前場に超えたため、先物にはテクニカル的な買いも入ったようで、14時30分過ぎには346円52銭高(2万2194円11銭)まで上げて戻り高値に進んだ。終値での2万2000円台回復は2月28日以来。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均とも大きく反発した。

 後場は、引き続き海運株がバルチック海運指数の7日連続高などを材料に高かったほか、日産自動車<7201>(東1)は仏ルノーとの資本関係に思惑が働き戻り高値を連日更新。フィル・カンパニー<3267>(東マ)は業績見通し増額が評価し直されたとされて急反発。幸和製作所<7807>(JQS)は介護ロボット開発事業に注目とされて急反発。

 東証1部の出来高概算は14億5861万株(前引けは7億7718万株)。売買代金は2兆5467億円(同1兆3220億円)。1部上場2082銘柄のうち、値上がり銘柄数は1733(同1660)銘柄、値下がり銘柄数は286(同335)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、海運、建設、不動産、ガラス・土石、機械、精密機器、金属製品、情報・通信、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る