【株式市場】日経平均は6日ぶりに反落するが消費関連株強くTOPIXは続伸

株式

◆日経平均の終値は2万2162円24銭(28円94銭安)、TOPIXは1751.13ポイント(0.95ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億2499万株

チャート15 20日後場の東京株式市場は、資生堂<4911>(東1)が4%高近く上げて本日の高値圏で推移するなど、消費関連株の強さが目立った半面、スマートフォンの台湾積体電路製造の業績見通し減額などが言われて東京エレクトロン<8035>(東1)などが軟調に推移。日経平均は前日比変わらずの水準の2万2200円前後から50円安の2万2150円前後の間で一進一退となり、大引けも小安く6日ぶりに反落した。一方、TOPIXは高く、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、海運株屋空運株が引き続き高かったほか、任天堂<7974>(東1)が一段ジリ高傾向となり、グローバルウェイ<3936>(東マ)はスイスでの仮想通貨事業などが連日注目されて5日連続ストップ高。ウッドフレンズ<8886>(JQS)は今期も2ケタ増益見通しの業績動向などへの評価が再燃とされて高値を更新。

20日、東証マザーズに新規上場となったHEROZ(ヒーローズ)<4382>(東マ・売買単位100株)は前後場とも買い気配のまま初値が付かず、大引けは公開価格4500円の2.3倍の1万350円の買い気配となった。

 東証1部の出来高概算は14億2499万株(前引けは7億4927万株)。売買代金は2兆4976億円(1兆2557億円)。1部上場2082銘柄のうち、値上がり銘柄数は989(同1201)銘柄、値下がり銘柄数は978(782)銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種(前引けは24業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は海運、その他製品、保険、パルプ・紙、証券・商品先物、空運、石油・石炭、鉱業、水産・農林、不動産、などとなった。(HC)

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