日清食品HDとカゴメが香港・マカオに野菜飲料の合弁会社

株式市場 銘柄

■健康志向の高まりにより今後さらなる成長が見込まれ将来は中国本土へも拡大

 日清食品ホールディングス<2897>(東1)カゴメ<2811>(東1)は23日付で「香港・マカオでの野菜飲料販売事業の合弁契約を締結」と発表し、事業開始時期を7月の予定で香港に合弁会社を設立するとした。14時20分過ぎの株価は、日清食品ホールディングスが1%安の7610円(110円安)前後、カゴメが0.3%安の3835円(10円安)となっている。

 発表によると、香港・マカオにおける野菜飲料市場は、健康志向の高まりにより、今後さらなる成長が見込まれる。今回設立する合弁会社は、野菜と果実だけで作られた健康的な飲料として高い認知を有するカゴメブランドの野菜飲料を、日清食品有限公司(香港日清)が有する強固な営業体制と多様なチャネルを利用して販売することで、香港・マカオ市場での事業の拡大と高付加価値野菜飲料としてのブランド確立を目指す。また将来、中国市場への拡大も視野に入れている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る