【狙い場・買い場】大日精化工業はミニGC示現、業績も堅調

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 大日精化工業<4116>(東1)は、ミニゴールデンクロスを示現。海外生産の拡大に対する期待感があるほか、連続最高益更新見通しで割安感があり見直し余地が拡がることから注目したい。

 同社は、色彩の総合メーカーで、化成品事業では、無機・有機顔料、各種着色剤、情報記録関連材料の製造・販売を行っている。化学品事業では、各種合成樹脂着色剤・コンパウンド、各種コート材の製造・販売を行っている。高分子事業では、高分子製品、天然高分子製品の製造・販売を行っている。印刷総合システム事業では、各種印刷インキの製造・販売及び事業に付帯する商品とサービスを提供している。

今2015年3月期・第3四半期業績は、売上高が1231億4100万円(前年同期比3.4%増)、営業利益が76億5700万円(同17.8%増)、経常利益が81億6700万円(同13.1%増)、純利益が51億7300万円(同18.2%増)に着地。

化成品事業で、IT業界向け情報 記録関連材料が、液晶ディスプレイやオフィス向け複合機用途の需要を受け伸長。グラビアインキ向けが国内外ともに堅調に推移。化学品事業で、海外子会社2社を新たに連結の範囲に加えたことや、円安により海外子会社の円換算額が増加。高分子事業で、車両業界向けの内装用ウレタン樹脂が、北米市場の活況が続いているほか、国内市場での拡販政策も奏功し好調に推移。印刷総合システム事業では、一般包材、飲料関連ともに堅調に推移したことが寄与した。

通期業績予想は、売上高が1660億円(前期比2.4%増)、営業利益が92億円(同3.7%増)、経常利益が95億円(同0.6%増)、純利益が62億円(同2.6%増)と連続最高益更新を見込む。年間配当は12円(第2四半期末6円、期末6円)を予定している。

株価は、昨年12月1日に昨年来の高値669円と買われた後、640円を軸にモミ合っている。

2013年11月に三菱商事とメキシコに設立した樹脂コンパウンド製造・販売会社が1月に操業を開始。樹脂コンパウンドの需要が見込まれている。また、2月13日に中国・上海の現地法人では設備増強・更新を行い、関連設備が稼働したと発表。自動車内装部材での引き合いのほかに、表面処理剤などの伸長と水系などの環境配慮型製品の需要拡大が見込まれており、海外生産の拡大を背景に来16年3月期も最高益更新が予想される。今期予想PER11倍台と割安感があり、モミ合い上放れが期待されそうだ。(N)

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