テクマトリックスは今期も最高益の見通しなど好感されて急伸

株式市場 銘柄

■1月高値の頃よりも業績見通しが拡大し株価修復の期待強まる

 テクマトリックス<3762>(東1)は10日、急伸して大きく出直り、取引開始後に20%高の2075円(350円高)まで上げ、1月31日以来の2000円台回復となった。9日の取引終了後に発表した2018年3月期の連結決算が各利益とも続けて最高を更新し、今期・19年3月期の見通しも営業利益を15.6%増の22億円とするなど続伸の予想とし、好感買いが集まっている。

 18年3月期の連結営業利益は前期比15.8%増加して19億200万円となった。純利益は同28.4%増加して13億800万円。今期の純利益の見通しは6.3%増の13億9000万円、1株利益は80円02銭。

 株価は18年1月に2253円まで上げた。この頃よりも業績見通しが拡大したため、全体相場の動向次第では1月高値を更新しても不自然ではないとの見方が出ている。(HC)

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