ABホテルは最高益決算と株式分割などが好感されて大きく出直る

株式市場 銘柄

■中期計画では現在の18店舗を3年後34店舗に

 ABホテル<6565>(JQS)は10日、12%高の5480円(575円高)で始まり、10時30分を過ぎても5200円台で推移し、大きく出直っている。9日、2018年3月期の決算と中期計画、株式分割を発表し、注目が再燃した。分割は6月30日(実質的には6月29日:金曜日)を基準日として1株を2株に分割するとした。

 18年3月期の決算は、新規開業ホテル4か所(岐阜、磐田」、各務原、富士)の効果もあり、売上高が前期比25.9%増加して44億2000万円となり、純利益は同12.3%増加して7億7300万円と最高を更新した。今期・19年3月期も新規開発を年間5店舗以上行う計画とし、業績見通しは、売上高が22%増の54億円、純利益は19%増の8億9000万円、1株利益は60円67銭。

 中期計画(19年3月期~21年3月期)では、今後も出店を加速させ、現在のホテル18店舗2342室(18年3月期末)を、最終年度末には34店舗を目標とし、売上高は78億円(18年3月期比76.5%増)とした。(HC)

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