Eストアーの18年3月期は増収大幅増益、経常利益を46.5%上方修正

株式市場 銘柄

■マーケティングサービスの伸長が牽引

 Eストアー<4304>(JQS)は10日、18年3月期の非連結業績を上方修正し、発表した。

 3月期業績は、前回予想(17年5月11日)に対して、売上高を53百万円増額して前回予想比1.1%増の50億44百万円(前期比5.6%増)、営業利益を1億51百万円増額して同37.5%増の5億54百万円(同36.1%増)、経常利益を1億84百万円増額して同46.5%増の5億82百万円(同44.9%増)、純利益を1億36百万円増額して同49.8%増の4億11百万円(同44.1%増)に上方修正した。

 注力してきたマーケティングサービスの売上が計画を上回り続伸し、増収となった。利益面は、人件費、採用費、広告宣伝費が当初計画より抑制されたことで、各利益とも計画を大きく上回り、増益となった。

 事業別に見ると、マーケティングサービスでは、ページ制作や宣伝広告のアウトソーシングの受託受注額が増加し、売上高は11億31百万円(同43.6%増)と伸長した。

 販売システムのショップサーブでは、既に過当競争となっていることから、ポテンシャルが見込める見込客開拓とソリューションにシフトさせており、店舗数は引き続き減少したが、受注単価増などにより、フロウ売上は20億24百万円(同2.9%増)となった。

 19年3月期の業績予想は売上高が前期比9.8%増の55億40百万円、営業利益が同4.1%減の5億31百万円、経常利益が同8.7%減の5億31百万円、純利益が同10.7%減の3億67百万円としている。

 なお、同時に、未定としていた前期の期末一括配当を28円実施するとし、今期の年間配当は未定とした。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■昔ながらの味わいを現代風にアレンジ、全国スーパーなどで展開  第一屋製パン<2215>(東証スタ…
  2.  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)傘下の日清食品は8月18日、「カップヌードル…
  3. ■世界が注目する学問を豊富な事例とイラストで紹介  学研ホールディングス<9470>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  2. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  3. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  4. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  5. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  6. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る