【株式市場】日経平均は15年ぶりの高値に進み新規上場2銘柄は買い気配

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万9437円00銭(190円94銭高)、TOPIXは1570.50ポイント(12.29ポイント高)、出来高概算(東証1部)は19億4249万株

チャート11 17日後場の東京株式市場は、昼12時にかけて日銀の金融政策決定会合は緩和政策を継続と伝えられ、一時円が一段軟化するとともに株価指数の先物が上げ、日経平均は一時233円83銭高(1万9479円89銭)まで上げ、約15年ぶりの高値を更新した。前場、上場来の高値を更新したトヨタ自動車<7203>(東1)などは高値もみ合いに転じたが、代わってソニー<6758>(東1)などが一段上値を追った。

 スマートフォンやウェアラブル端末関連株が賑わい、村田製作所<6981>(東1)は高値を更新し、前週末に好決算を発表したモルフォ<3653>(東マ)は週明けから連続ストップ高となり、週明けに好決算を発表したアルトナー<2163>(JQS)もストップ高。

 <本日は新規上場が2銘柄>
 エムケイシステム(3910、JASDAQ、売買単位100株)は社会保険関係の支援ソフトなどを開発し、本日の気配での上限になる公開価格3500円の2.3倍の8050円で買い気配のまま終了となった。
 コラボス(3908、東証マザーズ、売買単位100株)はコールセンター向けシステムなどを手がけ、やはり気配値での上限値段になる公開価格3620円の2.3倍の8330円で買い気配のまま終了した。

 東証1部の出来高概算は19億4249万株(前引けは9億3668万株)、売買代金は2兆4539億円(同1兆1481億円)。1部上場1868銘柄のうち、値上がり銘柄数は1024(同1007)銘柄、値下がり銘柄数は679(同685)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は30業種(同29業種)となり、値上がり率上位の業種は、電気機器、証券・商品先物、医薬品、化学、陸運、情報・通信、鉱業、その他金融、その他製品、などとなった。

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