レカムが続伸、「グローバル商社構想」を推進し今期も最高益を更新する見込み

■中国子会社の株式上場準備も進む

 レカム<3323>(JQS)は21日の前場、279円(9円高)まで上げて2日続伸基調となった。情報通信機器販売やBPO(アウトソーシング受託)事業などを展開し、5月14日に発表した第2四半期決算(2017年10月~18年3月累計・連結)は売上高、各利益とも第2四半期累計期間としては連続最高を更新した。9月通期の見通しも同様に最高を更新する見込み。中国やベトナムなどでの展開が急で、中長期戦略ではエフティグループ<2763>(JQS)との連携による「グローバル商社構想」を推進する。

 今期・18年9月期の連結業績見通しは、M&Aによりグループ化したLED照明卸売り事業の上乗せなども加わり、売上高は前期比約50%増加して77億円、営業利益は同じく2倍超の7億円、純利益も同2倍を超える3.4億円、1株利益は5円65銭の計画だ。

 また、中国子会社のレカムビジネスソリューションズ(大連)株式有限公司の中国での株式上場に関する審査が18年4月に完了し、7~8月頃にも実現する方向になっている。

【お知らせ】レカムの代表取締役社長兼グループCEO伊藤秀博氏が5月22日(火)、日本インタビュ新聞社主催のIRセミナー(個人投資家向け説明会)に登場します。
【会場】東洋経済新報社9階ホール(東京都中央区日本橋本石町1-2-1)
【入場無料】先着順定員(230名になり次第締め切らせていただきます)
12時30分開場・13時開演。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る