ストリームが急伸、6月から東証2部銘柄になり業績回復など再評価

株式市場 銘柄

■今1月期の連結業績見通しは純利益7.3倍などの大幅回復を見込む

 ストリーム<3071>(東マ)は28日、急伸し、10%高の135円(12円高)まで上げて出来高も急増している。25日の取引終了後に東証2部への市場変更を発表し、2018年6月1日の売買から東証2部銘柄になることが好感されている。

 家電製品やIT機器などのネット通販サイト「ECカレント」「ワンズマート」などを運営し、東証マザーズ上場後10年を経過した上場会社による上場市場の選択(有価証券上場規程第316条)に基づき、東京証券取引所市場第2部への変更を選択し、25日、東証から発表された。同社株は、一時インサイダー取引事件に巻き込まれたことがあったが、この「昇格」により上場銘柄として完全に復帰したとの見方が出ている。

 今期・19年1月期の連結業績見通しは、売上高を254億700万円(前期比13.3%の増加)、純利益は1億2200万円(同7.3倍)、1株利益は4円50銭とし、V字型の大幅回復を見込む。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る