【株式市場】円高が次第に鈍化し好業績株など強く日経平均は反落だが持ち直す

株式

◆日経平均は2万2358円43銭(122円66銭安)、TOPIXは1761.85ポイント(14.21ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億1193万株

チャート14 29日後場の東京株式市場は、円高基調の鈍化などが言われ、キヤノン<7751>(東1)などが持ち直し、日経平均は前場の安値(240円70銭安の2万2240円39銭)を割らずに一進一退を続け、前日比では反落だが14時半前から回復基調となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 後場は、バーチャレクス・ホールディングス<6193>(東マ)は今期の増益転換見通しなどが見直されて上げ、ベクター<2656>(JQS)ソフトバンクグループ<9984>(東1)との提携による拡大への期待が再燃とされて一段とジリ高。

 東証1部の出来高概算は13億1193万株(前引けは6億8163万株)。売買代金は2兆354億円(同9435億円)。1部上場2083銘柄のうち、値上がり銘柄数は507(同326銘柄)、値下がり銘柄数は1499(同1674)銘柄。また、東証33業種別指数で値上がりした業種は4業種(前引けは「その他製品」1業種)となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る