山崎製パンは「価格改定」が注目されて2016年以来の高値に進む

株式市場 銘柄

■収益に結びつくようなら騰勢第2波が本格化の期待も

 山崎製パン<2212>(東1)は4日、急伸し、取引開始後に15%高の2705円(346円高)まで上げ、2016年以来の高値に進んだ。1日付で、「製品価格一部改定のお知らせ」を発表しており、これが好感されたとの見方が出ている。収益に結びつくようであれば、14年から16年にかけて挙げた相場に続く騰勢第2波が本格化すると期待する様子もある。

 発表によると、輸入小麦の政府売渡価格が本年4月から引き上げられ、昨年の4月と10月に続いて3期連続の値上げとなった上、原材料価格やエネルギーコスト、さらに物流費や人件費の増加などを受け、「企業努力を続けておりますが、大変厳しい状況となってまいりました」とした。(HC)

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