【株式市場】大手銀行株など持ち直しTOPIXが上げ日経平均も堅調で反発

株式

◆日経平均の終値は2万2539円54銭(63円60銭高)、TOPIXは1774.96ポイント(0.27ポイント高)、出来高概算(東証1部)は15億4647万株

チャート4 5日後場の東京株式市場は、米国の時間外(夜間)取引で長期金利が上昇しているとされ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などの大手銀行株が13時頃から回復基調になり、前引けは安かったTOPIXが持ち直して14時半ことから堅調に転換。日経平均は次第に強含み、大引けは2日続伸となった。東証2部指数も高い。一方、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は安い。

 後場は、不二サッシ<5940>(東2)が産業技術総研と医療機器向けのマグネシウム合金部材の成形技術を開発したとの発表を受けて11時頃からのストップ高を継続し、キャンバス<4575>(東マ)は開発中の抗癌剤候補化合物CBS9106(SL-801)に関する続報が注目されて13時前から何度もストップ高。アイル<3854>(JQG)は小売り業界で一方的なネット店舗偏重から実店舗併用が復活の動きとされて再び上値を指向。

 東証1部の出来高概算は15億4647万株(前引けは7億8490万株)。売買代金は2兆3824億円(同1兆1301億円)。1部上場2084銘柄のうち、値上がり銘柄数は853(同731)銘柄、値下がり銘柄数は1133(同1243)銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位は、情報・通信、その他製品、ゴム製品、小売り、非鉄金属、食料品、化学、倉庫・運輸、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る