【株式市場】外国人買いの説があり日経平均は一時123円高まで上げ3日続伸

株式

◆日経平均は2万2625円73銭(86円19銭高)、TOPIXは1777.59ポイント(2.63ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億8976万株

チャート13 6日後場の東京株式市場は、政府の経済財政運営の基本方針「骨太の方針」に盛り込まれた外国人材の受け入れ拡大が海外投資家に好感されているとの見方があり、ソニー<6758>(東1)トヨタ自動車<7203>(東1)などが一段とジリ高基調になり、日経平均は13時頃に一段高となって123円28銭高(2万2662円82銭)まで上げた。大引けも強く3日続伸。東証2部指数も高い。一方、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は軟調。

 後場は、JR東日本<9020>(東1)が「四季報速報」で強気の評価とされて一段とジリ高になり、ぷらっとホーム<6836>(東2)はストップ高に張りついて売買をこなし日立システムズとの協業などを好感。ベストワンドットコム<6577>(東マ)は外国人の就労拡大に乗るとされて急反発。ジャストプランニング<4287>(JQS)は来店客のスマホで注文と支払いができ待ち時間ゼロの世界初のサービスなどが注目されて高い。

 東証1部の出来高概算は13億8976万株(前引けは6億6704万株)。売買代金は2兆4357億円(同1兆944億円)。1部上場2084銘柄のうち、値上がり銘柄数は963(前引けは1029)銘柄、値下がり銘柄数は1026(同970)銘柄。また、東証33業種別指数で値上がりした業種は21業種(前引けは20業種)となり、値上がり率上位は、石油・石炭、鉱業、パルプ・紙、非鉄金属、ゴム製品、建設、不動産、陸運、輸送用機器、空運、などとなった。(HC)

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