【株式市場】日経平均は95円安から持ち直して一時55円高まで上げ底堅い

株式

◆日経平均は2万2799円69銭(23円57銭安)、TOPIXは1788.98ポイント(0.03ポイント安)、出来高概算(東証1部)はSQ算出が加わり9億6745万株

チャート9 8日(金)前場の東京株式市場は、先物、オプションのSQ(清算値、行使価格)算出日に当たり、これを巡る売買注文が朝一番に集中し、東証1部の出来高を3億株近く上乗せした。業績好調が伝えられたイオン<8267>(東1)などが強く、日経平均は取引開始後の95円53銭安(2万2727円73銭)を下値に持ち直し、10時過ぎには55円74銭高(2万2879円ちょうど)まで上昇。前引けは23円57銭安(2万2799円69銭)。東証2部指数も軟調だが、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 日本通運<9062>(東1)が証券会社による投資判断の引き上げ続出などを材料に上場来の高値を更新。メディカルネット<3645>(東マ)は広島大学から発祥の医療ベンチャー、ミルテル社との提携発表を受けて急伸。ユビキタス<3858>(JQS)は迅速起動のWi-Fiモジュール開発などが言われてストップ高。

 東証1部の出来高概算は9億6745万株。売買代金は1兆7564億円。1部上場2085銘柄のうち、値上がり銘柄数は904銘柄、値下がり銘柄数は1089銘柄となった。(HC)

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