【株式市場】米利上げ観測強まりドル高・円安期待が再燃し日経平均は堅調続伸

株式

◆日経平均は2万2934円58銭(56円23銭高)、TOPIXは1798.61ポイント(5.79ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億1717万株

チャート6 13日(水)前場の東京株式市場は、日朝首脳会談の成果に対する期待は後退した雰囲気になったが、米国の利上げ観測を背景にドル高・円安への期待が再燃した。日経平均は小高く始まり、10時過ぎに98円58銭高(2万2976円93銭)まで上げ、前引けも56円23銭高となった。東芝<6502>(東2)が自社株買いの方針を11時頃に発表して急伸し、東証2部指数は大幅高。日経JASDAQ平均も高いが、東証マザーズ指数は軟調。

 曙ブレーキ工業<7238>(東1)が新開発の軽量ブレーキに関する報道を受けてストップ高となり、SKIYAKI<3995>(東マ)は株式5分割が材料視されて急伸。システムズ・デザイン<3766>(JQS)は「知識検索型AI」などが材料視されて5月末から6月所に急伸した相場が再燃とされて急伸。佐渡汽船<9176>(JQS)は引き続き「佐渡金山」の世界遺産登録期待などがあるようで大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は6億1717万株。売買代金は1兆1145億円。1部上場2089銘柄のうち、値上がり銘柄数は1207銘柄、値下がり銘柄数は767銘柄となった。(HC)

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