【株式市場】米追加関税の適用除外など好感され日経平均は一時192円高

株式

◆日経平均は2万2734円28銭(178円85銭高)、TOPIXは1757.30ポイント(4.55ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億5505万株

チャート13 21日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの続落を受けて日経平均は32円安で始まったが、「米追加関税、日本などの42品目を適用除外」(毎日新聞ニュース)などと伝わったあたりから日経平均の上げが強まった。証券会社による目標株価の引き上げが伝えられた武田薬品工業<4502>(東1)なども強く、日経平均は前引けにかけて192円59銭高(2万2748円08銭)まで上げ、前引けも178円85銭高となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 
 ALBERT<3906>(東マ)はAIチャットボットの納入拡大などが言われて急伸。KeyHolder<4712>(JQS)は「AKB48」プロデュースなどで知られる秋元康氏の招聘などの材料が再燃とされて急反発。

 21日は3銘柄が新規上場となり、コーア商事ホールディングス<9273>(東2・売買単位100株)は10時32分に公開価格2670円を49.8%上回る4000円で初値。あと4150円まで上げて前引けは3700円。

 ZUU<4387>(東マ・売買単位100株)は買い気配のまま公開価格1600円を70%上回る2720円。まだ初値はついていない。

SIG<4386>(JQS・売買単位100株)も公開価格2000円を70%上回る3400円で買い気配。まだ初値はついていない。

 東証1部の出来高概算は6億5505万株。売買代金は1兆1732億円。1部上場2091銘柄のうち、値上がり銘柄数は1060銘柄、値下がり銘柄数は932銘柄となった。(HC)

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