和心は訪日観光客数の増加など材料視され戻り高値を連日更新

株式市場 銘柄

■貿易摩擦の影響が小さい好業績株として選別買いされる様子も

 和心(わごころ)<9271>(東マ)は22日の13時30分にかけて3925円(185円高)前後で推移し、連日、戻り高値を更新している。自社のデザイナーが手掛けた和アクセサリー、かんざし、和傘、浴衣など、オリジナルブランド商品販売などを行い、日本政府観光局が20日発表した5月の訪日観光客数が前年同月比16・6%増加して267万5千人に達したことなどが材料視されている。貿易摩擦の影響が小さい好業績株として選別買いされる様子もある。

 浴衣(ゆかた)のレンタルなどを行う「京都きものレンタルwargo」が7月、九州エリアに初出店し、全国では14店目の「大宰府天満宮前店」が7月4日にオープンする予定。今期・2018年12月期の業績見通し(5月14日現在)は、売上高を前期比44%増の35.9億円、純利益は同42%増の1.8億円、1株利益は78円34銭の見込みとしている。(HC)

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