グリムスは高値更新の展開、19年3月期大幅増収増益予想

株式市場 銘柄

 グリムス<3150>(JQ)は、省エネを提案するエネルギーコストソリューションカンパニーである。19年3月期大幅増収増益予想である。株価は高値更新の展開だ。なお5月31日に立会外分売を実施した。

■エネルギーコストソリューションカンパニー

 省エネを提案するエネルギーコストソリューションカンパニーである。電力基本料金削減コンサルティングやLED照明の販売を行うエネルギーコストソリューション事業、住宅用太陽光発電システムの販売やメガソーラーによる売電を行うスマートハウスプロジェクト事業、16年12月開始した小売電気事業を展開している。

 小売電気事業では従来の低圧電力需要家向けに加えて、18年5月から販売対象を拡大して高圧電力需要家向けの電力小売を開始した。
■19年3月期大幅増収増益予想

 19年3月期の連結業績予想は、売上高が18年3月期比28.2%増の115億12百万円、営業利益が25.0%増の12億73百万円、経常利益が22.7%増の13億50百万円、純利益が20.9%増の8億50百万円としている。

 新規顧客開拓などで小売電気事業が牽引して大幅増収増益予想である。高圧電力需要家向けの電力小売を開始した影響は精査中としている。

■株価は高値更新の展開

 株価は高値更新の展開で6月21日には4145円まで上伸した。6月22日の終値は3895円、今期予想連結PERは約27倍、時価総額は約227億円である。週足チャートで見ると13移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る