Olympicグループが再び急伸、「投資家からの問い合わせについて」受け注目再燃

株式市場 銘柄

■自転車アシストギア「FREE POWER(フリーパワー)」への問い合わせに回答

 Olympicグループ<8289>(東1)は25日、反発して始まり、取引開始後に8%高の852円(63円高)を再び急伸商状となった。6月17日のテレビ番組で電源不要の自転車アシストギア「FREE POWER(フリーパワー)」が放送されたことが材料視され、18、19日に2日連続ストップ高となり急伸。22日付で、「『FREE POWER』に関する投資家の皆様からのお問い合わせについて」を発表し、再び注目されたとの見方が出ている。

 発表では、問い合わせに答える形で、特許は、「FREE POWER」の発明者である浜元陽一郎氏(株式会社FREEPOWER社長)と、株式会社IP Bridge(東京都千代田区:株式会社産業革新機構が90%出資)の共同保有であること、今期の販売目標台数は6900台(ギア本体およびギア搭載車両の合計)を計画していること、などを公表した。

 18、19日の急伸では、意外に値幅妙味が大きいと見直す動きがあったようだ。その後の調整が前週末は急伸幅の3分の1押しの水準に差し掛かり、テクニカル的に強引さのない調整メドとされる水準になってきたため、発表に対する反応が強くなったようだ。(HC)

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