【話題株】テクマトリックス:新株予約権の発行と自己株式の消却を併用し資金を調達

話題株

■予約権の行使で交付される普通株式に自己株式を充当、最大で発行株数の10.1%の自己株式を消却

 テクマトリックス<3762>(東1)は2日の取引終了後、自己株式の消却と第3者割当による行使価額修正条項付新株予約権(第1回)の発行を発表し、この新株予約権の行使によって交付される普通株式には、新株を発行せず、すべて同社の自己株式を充当する予定とした。最大交付株式数は、保有する自己株式の約3分の1に相当する250万株(消却前の発行済株式総数に対する割合は10.1%)になる。市場関係者の中には、自己株式の斬新な活用方法として注目する様子がある。

 新株予約権の1個当たり発行価格は712円。権利行使可能期間は2018年7月20日から2020年7月21日まで(当初行使価額は2291円、下限行使価額は1604円、7月2日の株価終値は2188円)。これにより調達する資金の額(差引き手取り概算額)は57億3930万円になるとした。

 同社は、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行と、株主への利益還元の一環として、楽天<4755>(東1)から2015年8月21日を取得日として347万8000株の自己株式を取得した(2017年3月1日付で株式2分割を行ったため、分割後に換算すると695万6000株を取得)。

 以来、自己株式の活用方法について検討してきたが、このたび、既存株主の利益を考慮し、新株予約権の行使によって交付される普通株式に、この自己株式を充当することとした。(HC)

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