【株式市場】日経平均は115円高のあと小安くなるがTOPIXは高く材料株など強い

株式

◆日経平均は2万1805円73銭(6円20銭安)、TOPIXは1696.88ポイント(1.59ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億4681万株

チャート4 3日(火)前場の東京株式市場は、ドイツの連立政権の崩壊が回避されたことを受けて欧州通貨高・円安基調が再燃し、株価指数の先物が先行高。トヨタ自動車<7203>(東1)などが高く、日経平均も10時過ぎに115円88銭高(2万1927円81銭)まで上げた。原油高を映してJXTGホールディングス<5020>(東1)なども高い。ただ、日経平均はその後89円70銭安(2万1722円23銭)まで軟化し、前引けも6円20銭安だった。東証2部指数は高いが、マザーズ、日経JQ平均は安い。

 6月に更生法を申請して急落してきた日本海洋掘削<1606>(東・整理銘柄)が買い気配のまま2日連続ストップ高となり、日本郵船<9101>(東1)による支援の観測報道を連日材料視。ロゼッタ<6182>(東マ)は5月締めの第1四半期業績に期待が強まるとされて出直りを強め、免疫生物研究所<4570>(JQG)は順天堂大・脳神経外科学講座の最近の論文作成に同社の測定器が活躍との発表などが注目されて急伸。

 東証1部の出来高概算は6億4681万株。売買代金は1兆275億円。1部上場2096銘柄のうち、値上がり銘柄数は748銘柄、値下がり銘柄数は1244銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る