【銘柄フラッシュ】サイジニアやミクシィが高くバイオ株も出直る

銘柄

 20日は、大幅増配を発表したヤフー<4689>(東1)が6.2%高となって昨年6月以来の500円台を回復し、半期での予想配当利回りが2%近い三井物産<8031>(東1)なども3月期末の配当狙いがあったようで0.1%高など、早くも3月期末の配当・優待の権利を確保する3月26日を意識する様子があった。

 ソフトバンク<9984>(東1)は0.5%高の小幅続伸にとどまったが、同社の追加出資を好感してサイジニア<6031>(東マ)は2日連続ストップ高の18.0%高。任天堂<7974>(東1)ディー・エヌ・エー<2432>(東1)は提携を好感して昨日まで2日連続ストップ高だったは、本日はともに反落し、任天堂は6.6%安、ディー・エヌ・エーは0.4%安。

 19日の大引け後にゲーム共同開発を発表したスクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>(東1)ネクソン<3659>(東1)は高くなり、スク・エニHDは2.9%高、ネクソンは4.8%高。ダイヤモンドダイニング<3073>(東2)は初のステーキ専門店に期待が強まり7.4%高、クルーズ<2138>(JQS)はディー・エヌ・エー向けの事業拡大の期待が言われて7.6%高となり、ミクシィ<2121>(東マ)はチケット売買サイト企業の買収を好感して1.7%高と上昇。CYBERDYNE<7779>(東マ)は5.1%高となりロボットスーツが川崎市の福祉機器に認定されたことなどが言われて出直りを強めた。

 また、新薬の申請取り下げなどで週初から急落となってきたスリー・ディー・マトリックス<7777>(JQG)は6.3%高と出直り、手控えられてきたバイオ関連株はペプチドリーム<4587>(東マ)の6.1%高、オンコセラピー・サイエンス<4564>(東マ)の5.3%高など上げる銘柄が増えた。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る