クリーク・アンド・リバー社 日本のコミック雑誌が中国大陸に初上陸!中国最大の電子マンガプラットフォームに配信開始!

クリーク・アンド・リバー社<4763>(JQS)は、3月下旬、中国大陸最大の電子マンガプラットフォーム「布卡漫画」において、2011年にアニメ化され大人気を博した漫画『ゆるゆり』を収録したコミック雑誌『コミック百合姫』(出版社:一迅社)の中国語電子版の配信を開始する。

少女たちの涙、笑い、友情、そして愛に溢れた日常を描き、現在密かなブームを日本で巻き起こしている「百合」ジャンル。その象徴的雑誌である『コミック百合姫』は、日本国内では毎奇数月の18日に発売されている。3月18日発売の5月号からは、同社より中国語電子版の同時配信が決定、日本のコミック雑誌として初となる中国大陸への配信が始まる。配信先である 「布卡漫画」は、登録ユーザー数5,000万人を超える中国で最も人気のあるスマートフォン電子マンガアプリ。今後、『ゆるゆり』(著:なもり)、『かんなぎ』(著:武梨えり)、『ひめゴト』(著:佃煮のりお)など、一迅社の出版する人気コミック単行本の中国語電子書籍を制作し、同プラットフォームで順次配信していく予定。

中国国内での日本書籍への人気は非常に高く、ミステリーやマンガ、実用書、ビジネス書、児童書など幅広い分野にわたり日本書籍が刊行されている。同社でも、現在まで累計約600タイトルを版権エージェントを行ってきたが、今後は紙の書籍に加え、コミックを中心とした電子書籍の配信にも力を入れていく。

同社の中国現地法人CREEK & RIVER SHANGHAI(C&R社上海)北京営業所は、2013年度に最も数多くの日本書籍の版権をエージェントした企業などに贈られる「年度最優秀版権代理機構賞」を2014年1月に受賞。中国で認知度をさらに向上したばかりでなく、台湾や韓国においても版権エージェンシー事業が加速している。現在、同社とC&R上海、韓国現地法人のCREEK & RIVER KOREA(CRK)の3社で、中国・台湾・韓国で日本や海外書籍を累計2,000タイトル以上版権エージェントを行っている。

同社は、書籍の版権を取り扱うエージェンシー事業のほか、電子書籍企画・制作から大手プラットフォームへの配信取次事業、作品プロデュース、出版関連事業を積極的に展開している。開始当初から順調に事業を拡大しており、今後も出版分野において、同社の理念である「クリエイターの生涯価値の向上」を実現できるよう、プロフェッショナル・エージェンシーとして様々な活動を続けていく方針。

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