ソフトバンクGは米投資ファンドによる買い報道を受け出直り強める

株式市場 銘柄

■タイガーグローバルが4~6月期に10億ドル(約1100億円)投資と伝わる

 ソフトバンクグループ<9984>(東1)は12日、出直りを強めて2日続伸基調となり、10時30分にかけては5%高の9246円(434円高)前後で推移。「米投資ファンド、ソフトバンクに10億ドル投資」(日本経済新聞・電子版2018年7月12日0時13分)と伝えられ、期待や思惑が広がった。

 報道によると、米大手投資ファンド、タイガーグローバルが4~6月期に2本のヘッジファンドを通じてソフトバンク・グループの株式に10億ドル(約1100億円)投資した。割安と判断したという。

 ソフトバンクグループの株価は17年11月に株式分割など調整後の2000年以降の高値1万550円をつけ、その後は調整基調に転じている。ただ、18年6月の7540円を下値として最近は持ち直しており、高値から半年を経て日柄調整が進み、休養十分の態勢になってきたとの見方はある。(HC)

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