【株式評論家の視点】テモナは「たまごリピートNext」のAPIを活用した他社システムとの連携に期待感

株式評論家の視点

 テモナ<3985>(東マ)は、昨年4月6日に東京証券取引所マザーズに上場。同社では、「たまごリピート」と「ヒキアゲール」という2つのサービスによって、WEB上での“定期販売” と“接客” をサポートしている。“集客” を行うためのメディアや、IoT 技術を活用した“消費・利用” シーンでのアフターフォロー&アプローチのサービス立ち上げを計画している。集客、接客、販売、アフターフォローと、ビジネスの川上から川下まですべての領域で軸となるサービスをつくり、各領域では軸を起点にサービスを拡大させ、水平と垂直2つの方向で事業を拡大。そうしてリピーターをつくるために必要なサービスをワンストップで提供できるプラットフォームを作り上げることを中長期的な計画として進めている。

 「たまごリピート」は、単品通販・定期通販カートシステムで、シェアNo.1。導入企業は日本全国に渡り、大企業からスタートアップ企業まで累計1,000社を超えている。利用者数は1,400万人で日本の人口のおよそ9人に1人が「たまごリピート」のサービスを通して通販などを利用している。「たまごリピート」のサービスを通して年間約800億円の取引が行われているが、4月から通販事業者向けの次世代サブスクリプションシステム「たまごリピートNext」の販売を開始している。通販事業の成長促進と収益化を更に強力にサポートすることから、今後業績へ貢献する見通し。


 今2018年9月期第2四半期業績実績は、売上高6億0700万円(前年同期比16.8%増)、営業利益2億1200万円(同71.6%増)、経常利益2億1100万円(同79.3%増)、純利益1億4100万円(同76.6%増)に着地。アカウント数は966件(同2.5%増)、流通総額は583億円(同33.5%増)と順調に増加。経常利益は年計画に対する進捗率が73.0%に達している。

 今18年9月期業績予想は、売上高12億0300万円(前期比10.1%増)、営業利益2億7100万円(同2.5%増)、経常利益2億9000万円(同11.7%増)、純利益2億1700万円(同31.5%増)を見込む。創業以来10年連続の増収を予想。利益面でも3年連続の増益で、売上高経常利益率は24.1%を見込んでいる。

 株価は、5月16日の分割後安値3305円から6月21日に分割後高値5030円と上昇。その後、モミ合っている。「たまごリピートNext」のAPIを活用した他社システムとの連携サービスを新たに開始する予定で、「たまごリピートNext」のAPI連携機能によってカスタマイズ対応を可能とし、年商10億円を超える大型案件を受け入れ、同時に成長した既存顧客の流出を防止、認定Sierと連携することで、顧客のカスタマイズ要望に応えつつも、同社はストック型のビジネスモデルの維持を図る計画。また、健康食品・サプリメント・化粧品といった消耗品から食品へと市場を広げ、さらには役務提供ビジネスやBtoBへと新領域を開拓する計画で成長が続く見通し。足元で、13週移動平均線がサポートしており、押し目買い優位に上値を伸ばすと予想する。(株式評論家・信濃川)

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