J・TECが大きく出直る、「自家培養軟骨ジャック」の治験計画を材料視

株式

■3~4月の急騰を5~6月帳消しにしたこともあり自律反騰の期待

 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J・TEC)<7774>(JQG)は20日の前場、9%高の1303円(112円高)まで上げて前引けも1277円(86円高)となり、取引時間中としては6月18日以来の1300円台回復となった。19日付で、「外傷等に起因する二次性の変形性膝関節症への適応拡大に向けて再生医療等製品『自家培養軟骨ジャック(J・TECの登録商標)』の治験計画届書を提出」と発表し、材料視された。

 株価は2018年3~4月に1300円台から1974円まで5割近く急伸したが、5~6月に入ると急落し、7月初には1100円台まで下押した。このため、直近の出直りについては、自律反騰にとどまるとしても結構値幅が大きくなる可能性があるとの見方が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る